皆さんこんばんは、あげはです。
7月14日、
新国立劇場で上演中の上田くん2年ぶりの主演舞台『After Life』を観劇しました~!
舞台の概要については↓をチェックしてみて下さい!
当日券も販売していますが、私は2回チャレンジして完全敗北しました!悲しい!
afterlife2023.com
舞台っていいですよね。
演者の皆さまの溢れ出るエネルギー、熱量、音響、照明、劇場の空気などなど、生の舞台の醍醐味を堪能してきました。
テレビや映画とは違ってエネルギーや圧を直接肌で感じられること、生のパフォーマンスの凄み、語彙力がないので「すごい!」しか言えないことが本当に悔しいです。
ということで、
以下、個人的に印象に残ったこと、感じたことを備忘録としてつらつら書いていきます。
お時間ある方はお付き合いいただければ幸いです!
※ネタバレしていますのでご注意下さい。
※と言いつつ観劇前までほとんど情報を入れなかった上、なおかつ最初で最後の観劇なのでポンコツ記憶力です。あくまで一個人の感想と思って温かい目で読んでいただけると嬉しいです。
・開幕前、相変わらずのギリ生きの民である私は5分前に着席し、舞台と客席の近さに驚く。
私の席は肉眼でキャストの皆さんの表情がギリギリ見えるくらいの距離で上手側でした。
個人的にはライブも舞台も肉眼で楽しみたい派なので、個人的には表情も全体も見える距離感で大満足!
だが、コンタクトできっちり定時まで仕事をした私の目は観劇後死んだ…乾燥と疲れによって……
速攻ブルーベリーでドーピングしておいてよかった……
・開幕。舞台は暗転せず客電が付いている状態で上田くん演じる2番と大崎凛ちゃん演じる4番が登場。
上田くん、細くて美しいなぁ~~~~
露出控えめで衣装をきっちり着ている上田くんはとても貴重です(褒めてます)
・バラバラに散らばった大量の靴をペアにして揃えながら靴箱に入れていく2番と4番。
靴は後にセンターから旅立って行った人達のものだと判明。
靴って、何となく死を連想させる。
例えばよくあるのは、飛び降りるときに靴を揃えておくとか。
脱がれた靴って、それを履いていた人が「私はここにいたよ」って言っている気がする。
・旅立った先は、選んだ思い出によって良いところか、そうではないところかが分かれるだろうなぁ。
・1幕では、2番は真面目で物腰が柔らかくてそつなくガイドをしているように見えるけれど、何か内に秘めているような。
上田くんの演技に「これは何かあるぞ」という期待感があった。
どんな内面をさらけ出していくのかワクワクした。
上田くんがキャスティングされた理由はここにあるのかも。
パブリックイメージで熱い気持ちを持っている人だと知られている上田くんだったら、始めは感情を抑えた演技をしているんだけど、あることをきっかけに堰を切ったように激情が溢れるような演技をしてくれるんじゃないか!?
……なーんてね。ファンの欲目かもしれないけど(笑)
・2幕で2番の内面が暴かれたとき、相島一之さん演じる5番がこれまでの2番のことを「凍った水道」と表現した。
これを聞いて、もう膝を打ちたくなるようなぴったりの表現だなと思った!
「凍った水道は凍ったままではいられない」
・溶けだした氷が水になるように、とめどなく溢れる2番の心情の吐き出し方は、もう、さすが上田くん!って感じだった。
激しい感情の表現力は上田くんの武器だと思う。
・表現力と言えば、高橋惠子さん、すごかった~~~~
鳥肌たっちゃった……
・味方良介さんのあの勢いと圧のある演技、すごかった!!!
観てるだけなのに「ひえ!」とか「うわっ!」てなったよ(伝わる???)
・2番が生きていた頃に愛していた女性の、後の旦那さんと会うことになるなんて、何て運命は残酷なんだ……
でもね、この旦那さんのヒロさんが人間的に出来た人なのよ~~~
ドロドロの修羅場になるか!?と一瞬思ったけど、ヒロさんの人間性のおかげでこのストーリーがとても美しくて純粋、色で例えると白い雰囲気を纏っているんだと思った。
だからこそ2番が思い悩むんだけどね。
逆に言えば、ヒロさんの存在で1幕ではあまり人間くささがなかった2番が、2幕ではとても人間らしく見えたなぁ。
・1番演じる野波麻帆さん、綺麗だった~!
上田くんとは新宿セブンでも共演してるし、ラジオ*1でもゲストに来てくれたりと、心の中で「いつもありがとうございます!」って思っちゃった(何様)
個人的には1番の過去話をアナザーストーリーで見たいです。
・4番は絶対2番のこと好きだったよね!
「大っ嫌い!」って言ってるほど「大好き」に聞こえてしまうというね。
凛ちゃん可愛かった~!
・5番と森準人さん演じる3番が、暗くなりそうな物語を明るくしてくれるスパイスのような存在でありがたかった。
・相島さんのハーモニカって本当に演奏してるように見えたけど、本当に吹いてたよね!?!?違う!?
とってもお上手でびっくりした!!
・これまで送る側だった2番が送られる側になる結末は意外だった!
しかも持っていく思い出に、ガイドのみんなのことを選ぶのも!
ここがね、私はボロ泣きでしたわ……
マスクの下が涙と鼻水で大変なことに(笑)
きっとチャーリー(2番の生きていた頃の名前)はヒロさんへの気遣いの他に、生きていた時間よりもガイドをしていた時間の方が長かったから、ガイドのみんなとの思い出を選んだのかな、とも思ったり。
・お別れのときに2番が4番のおでこにキスをするところ、可愛かったなぁ~
何となく、海外が舞台のお話なんだなと感じた。よく映画とかでもあるもんね?
・2番の靴が落ちてくるところも泣けた。
あぁ、無事に行ったんだなって……
・カーテンコールで、客席の方まで靴が落ちてしまっていて、お客さんが上田くんに靴を渡してたときの上田くん、可愛かった~!
・自分なら何の思い出を持っていくかな。
現時点では、KAT-TUNのライブに参戦しているときのことかなぁ~と真面目に考えてる。
でも、どのライブを選ぶかは迷うな~~~(笑)
以上になります!
こうして無事に観劇できたことに感謝をしつつ、
何事もなく福岡の千穐楽まで走り抜けられるよう祈りをこめて、筆を置きたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
しばらくはパンフを読んだり、是枝監督の映画『ワンダフルライフ』*2を見たりして、After Lifeの世界に浸りたいと思います!