キミが生きるこの空の下生まれてよかった

キミが生きるこの空の下生まれてよかった

好きなものを好きなだけ。KAT-TUNと超特急のことが好きなオタクの独り言。ノリと勢いでしか書けません。

舞台ポリティカル・マザーを観劇してきました!!!



皆さんこんにちは、あげはです。



2019年2月上旬に情報が解禁され、
待ちに待った自担KAT-TUN上田くん主演の舞台、





『ポリティカル・マザー ザ・コレオグラファーズ カット』を観劇してきました!!!!!





折角なので楽しみすぎて観劇前に考えていたことと、
観劇後に感じたことを自分のために残しておきたいと思います。




観劇後のこの熱量を、なるべく時間が経たないうちに残しておきたい。
その一心なので、読みにくいところ等あるかとは思いますがご容赦下さい。





※相変わらずのポンコツ記憶力ですが、多少ネタバレも含んでおりますのでNGの方はお戻り下さい。

ただ、以下①に関しては公演期間前の事前情報や感じたことを書いているので(ほぼ)ネタバレにはなっておりません。













以下、タイトルクリックで飛びます。



①観劇前に考えていたこと

②観劇後に感じたこと











①観劇前に考えていたこと




そもそもポリティカル・マザーって舞台はどんな舞台なのか???


ここで公式HPを改めて見てみましょう。

stage.parco.jp








何かすごいぞ…!!!


世界のすごい場所で公演されてるし、トニー賞にノミネート…!?
雰囲気としてはコンテンポラリーダンスのようなかんじ!


しかも開催国の参加アーティストとして初めての主役…!!!
音楽で人心を惑わす主人公…!?
(たっちゃん曰く、先駆者、ナポレオン、大軍を率いた武将、のようなカリスマ性をもった役とのこと。)



情報量がすごくて、ここまでで頭がパンクしそう(笑)



何だかとてつもない舞台の主役に上田くんが抜擢されたことは理解できました。







そしてタイトルが長い!!!!!


ひたすら長い!!!!!



最初に目にしたときは、カタカナがあまりに長くてなかなか覚えられませんでした(笑)


しかしこれ、英語表記を見てようやく覚えられました。



POLITICAL MOTHER

political:【形】政治的な、国家の、市民の、策略的な
mother:【名】母、源、起源、根源(【他動】~の母になる、~を生み出す、~を引き起こす)


THE CHOREOGRAPHER'S CUT

choreographer:【名】振付師、舞踏家
(映画のタイトルによくある、ディレクターズカット、みたいなものですかね?)



直訳すると…政治的な母?国家の起源??
(英語はできません)


何か難しそうな内容な気がするぞ…




これは実際に見るまでどんな様子なのかもわからないだろうし、「抽象的な何かを感じ取って!」的な内容なのかな?と思いました。







そんな世界的で有名な舞台に、どうして上田くんが選ばれたのか?


情報が解禁されたとき、




「とうとうたっちゃんが世界のKAT-TUN上田竜也になった~~~~~~!!!!!!!!!!」




と泣いて大喜びしたのですが、そんな疑問が浮かびました。




というか、ダンスカンパニーの公演ってことは、たっちゃんもガシガシ踊るの!?!?!?



え~~~~~!!!!!

たっちゃんのダンスが世界に認められたってこと!?!?!?!?!?




と、勝手に思った方は多いのではないでしょうか?
かく言う私もその中の一人です。


その後に発売された雑誌のインタビューで、上田くんはこう答えていました。






『俺は踊らないよ』



『俺が”踊る”とは、どこにも書いてないはずだよ』






な、なんだって~~~~~~!?!?!?!?!?







その後、すぐに情報解禁後に更新されたジャニーズwebの龍組を読み返したら、
”上田くんが踊る”なんてワードは一切なかった…!



オタクの勝手な思い込みだった~~~!!!!!



雑誌の記事によると、シェクターさんがライブのソロ映像を見て何度もオファーしたそうです。

一体何の映像をご覧になったのかは明かされていませんが、きっとART OF LIFEだと思うんですよね。

勝手な想像ですけど。


あのAOL様の狂気、暴力的、支配的、だけど美しい危険な色気…みたいなものが、シェクターさんの探し求めていた主人公像とマッチしたのでは?


あとは、アイドルという人を熱狂的にさせるような、人を惹きつけるような職業だから選んだ?

これも勝手な想像ですけど。




というか、どういう経緯でジャニーズのライブ映像を見ることになったのかが知りたい!(笑)





そして、劇中は日本語でも英語でもない言葉、敢えて言うならポリティカル語を話すとのこと。


ますますどんな舞台なんだ!?!?と、ワクワクが止まりません!!!!!









②観劇後に感じたこと





感想と言うとおこがましい気がして、しつこいですが、敢えて"感じたこと"としています。



演劇やコンテンポラリーダンス民俗学とか世界史とか宗教とか、そういった専門知識は一切全くありませんが、観劇後に感じたこと、頭に浮かんだことをつらつらと書きました。



ありがたいことに2公演入ることができましたので、1回目と2回目で分けています。



雑誌のインタビュー記事、龍組、囲み取材のたっちゃんのビジュアル以外の事前情報は何も入れずに行った結果、以下のようになりました…





◆1回目観劇後に感じたこと







内容は難しくてよくわからなかったが、すごかった!!!!!(語彙力ZERO)







舞台の内容は一言で言うと難しくて、
見た人が100人いれば100通りの解釈があるような、概念、抽象的なもの。


普段私たちがよく目にするような、ストーリーがはっきりわかるような、作り手が丁寧に説明するようなお膳立てされたものではなく、乱暴な言い方をすれば
『魂で演じてるから観客も魂で感じろ!!』というようなかんじ。


ところどころ気になる演出はあったんだけど、
それが何を意味しているのかはわからないんだよ…

最初に甲冑(のように見えた)を着た人が切腹して息絶えるのは、どういう意味なのか。

単に生命の終わりを表しているのか、終わり=何かの始まりを表しているのか…

ダンサーさんたちの衣装が変わったのは、時代が変わったという意味なのか。

アフロのダンサーさんが話している(叫んでいる?)ところがあったけど、その人は何の象徴なのか?

いくら考えても正解ってものはないんだろうけど、作り手の意図を知りたいと思ってしまう。




ステージは3階構成になっていて、上田くんは3階にずっといる。
(1階はダンサーさんと奥に小太鼓?を叩いている人たち、2階はストリングス、3階は上田くんとバンドの皆さん、だったと思う。)

演説部分はボイスチェンジャーですごく低い声。

曲の部分は雑誌のインタビューでもあったように、”がなり”に近く、ほとんどシャウトしていて、ヘドバンもするし腰も振る。

色気もやばい。エロい。ひたすらエロい場面があってびっくりしすぎて何が起きてるのかわからなくなった。
(そもそも内容がわかってないというのは置いといて。)

表情もよく見たかったけど、双眼鏡を持つ自分の手が震えてたせいか、手振れではっきりとは見えなかった。
けれど、手が震えるくらいの圧倒的な何かを感じていたのかもしれない。
とにかく上田くんの存在感がすごい。
ダンサーさん達の力強い踊り=エネルギーが、上田くんが出た瞬間、上田くんの存在感で包まれるような。

ダンサーの皆さん、本当に力強くて、何か喋ってるのかな?
喋ってる声が聞こえたところもあったけど、ダンスをしているのにまるで何かを話しているくらい、何かが聞こえたような気がした。いや、感じたが正しい表現なのか?

ダンスの知識が全くないから本当に残念な感想しか出ないのが悔しい…








◆2回目観劇後に感じたこと




2回目で気付いたけど、
終盤に最初の場面(切腹)に巻き戻される⇒歴史or時代は繰り返されるというメッセージ?

ダンサーさんが何種類か同じ動作を繰り返していた。衣装も違うのに同じ動作ということは、やはり繰り返されるというメッセージがある?




2回観劇しても、結局のところすごかった!!!!!としか言えないけれど、
人が生み出すエネルギー、熱量がとにかくすごい。



人を印象付ける情報の内、最も割合が少ないものは話す内容、つまり言葉、という話は一般的によく聞く。
(言語情報以外の、目線や声のトーンや話すスピード等の方が印象に残りやすいという話)
今回の舞台はまさに言葉=私たちが理解できる言語はなかったけれど、私たちが受け取った情報=エネルギーや感情はたくさんあった。

けれど、このエネルギーがどんなものなのか、どんな感情をもつものなのかは、言葉で説明できないし、観劇後に自分の中に残った気持ちを、何て表現していいかわからない。


言語を排除した曖昧で不確定な情報である、ダンス、身振り手振り、声の抑揚、表情、雰囲気、音楽、照明から受け取るわけだから、感じたことを言葉にできないのは当然かもしれない。
そうなると、こうしてブログに文字として残すこと自体、無粋なのかもしれないけれど。


でもやっぱり、自分の中の語彙力が無いからなのか?



言語を排除した中で唯一、私たちにもわかる英語で、
"WHERE THERE IS PRESSURE THERE IS FOLKDANCE"
(↑間違ってるかも)
とあったのは、シェクターさんが確実に伝えたかったメッセージなのかなと思った。

"圧力があるところにフォークダンスはある"

この圧力は、まさに政治的や逆らうことができないものを差してるのかな。
フォークダンスは、日本で馴染みのあるものでなく、もっと原始的なものを表しているような…




観劇中はキャスト(上田くん、ダンサーさん、バンドの皆さん)の方々から受けるエネルギーが圧倒的にすごく、本当に微動だにできなかった。

キャストの皆さん一人一人からエネルギーをぶつけられ、何かを問われている気持ちになった。

だから終演後にお友達と話そうとしても、何て言っていいか言葉がなかなか出てこなかった。




シェクターさんが上田くんを抜擢した理由はわかったかもしれない。

言語化できないエネルギーを表現できる能力、目が離せなくなる存在感(=カリスマ性)、美しくも儚いような脆さ、それに相反するような力強さを持つ人間は、少なくとも日本人の中では上田竜也の他にはいない。
ファンの欲目はもちろん大いにあるけど、そう思った。

我々は改めてすごい人を好きになったもんだ。




観劇する席によって、受け取る感情も違うかも。

1回目は3階席、2回目は1階席だったが、3階席ではそのまま俯瞰で見ているかんじ。映画とか本を読んでいるような、演者と観客の境界線が明確なかんじ。

ところが1階席だと、まるで自分も舞台の当事者、民衆の一人になっているような気持ちになる。

そうか、1回目と2回目で受け取るエネルギーの差があるような気がしたが、それは見る視点、角度の違いなのかもしれない。




会場に入ったときに貰った、シェクターさんと上田くんのメッセージを改めて読んだ。
頭を使って小難しいことは考えなくていいんだよ、と言われているような気がした。

この舞台に関して言えば、作り手のメッセージをそんなに頑張って読み取ろうとしなくてもいいのかもしれない。

そうか、舞台とは言ってるけど、ほぼライブと同じなのか?

そうだ、あれほど上田くんは大人しく観なくていいって言ってたじゃないか。

感じた"何か"がわからなくても、"何か"を感じることができたならそれでいいのかもしれない。


思えば思うほど不思議な舞台だ…












以上が、ポリティカル・マザーを観劇して感じたことです!!


頭に浮かんだことをそのまま書いたら、とりとめのないものになってしまいました。


今まで体験したことのない、いい意味で本当に不思議な舞台でした。


これを経験した上田くんが、今後どうなっていくか、今度はどんな姿を魅せてくれるのか、活躍の場がどんどん広がっていくことが本当に楽しみです。



こんな二度とない体験をさせてくれてありがとうと言いたいです。


これからもずっと、私は劇中の民衆のように、上田くんに惹き付けられて目を離すことはできないんだろうな…






そして、
twitterを見るといろんな方がそれぞれ思うままに感想を書いていて、読むのが本当に面白い。

自分では絶対に気付かないことや考えつかないようなことを、みんな自分の言葉で何とか表現しようとしているのが面白い。

皆さんの感想を辿っていくのも、観劇後の余韻の浸り方の一つなのかもしれないですね。






最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!!!





書き終えた後に改めて読み返したら、①と②のテンションの差がすごい。(笑)